2012年の抱負。今年はあえて「30年後」を考える。〜「つなぐ」は次のステップ「深める」へ。

2012年が明けた。今日が仕事初め。正月からいろいろ考えてた。どう生きようかと。この1年というよりは、この人生どう生きようかと。今年は辰年で、年男だというのもあるし、昨年イナズマという新しい会社をスタートしたばかりというのもある。でも、こんな風…

HOPE100、通算50回。その後、講師のみなさんが出した本、21冊。

3.11をきっかけにスタートした、チャリティセミナーシリーズ×100本プロジェクト【HOPE100】が、おかげさまで2012年1月11日に通算50回目を開催した。 講師・会場・運営がALLボランティアで、参加費が100%寄付になるこの仕組み。ふと気がついてみると、講師と…

いまだから感じられること。若者だからできること。〜「明日」のために、どうか力を。

今年のクリスマスは被災地で過ごすことに決めた。学生や若手社会人と一緒に東北へ。この夏、実施したクリエイティブの可能性・東北合宿の第2弾。僕はそれを取りまとめるバトンを引き継いだ。 もう今年もあとわずか。2011年を振り返るとき、日本中のほぼ全て…

アバターとしての自分にさようなら。〜本当の自分に向き合えた、僕の第2の誕生日の話。

ちょうど1年前の今日、勇気をもって、ある試みをした。人前で、これまでの人生、嬉しい過去も、痛い過去もすべて包み隠さずカミングアウトするという機会。妻も両親も兄弟も呼び、いままでお世話になってきた人たちを呼び、学生時代の友人も呼び、誰にも話…

弟よ、14年ありがとう。

ありがとう。 よく朝、寝坊しかける僕を起こしに来てくれました。 忙しさにかまけて実家に帰らない僕の代わりに両親の面倒を見てくれました。 たまに実家に帰った時は、ちょこんと横にきて一緒に寝てくれました。 家族みんなで盛り上がっていたら、嫉妬して…

片道24時間をかけて、九州から被災地へ向かった100人の人たち。〜日本で一番Facebookを活用している町の「つなぐ力」

「政治家なんて信じられない。」 「行政って動きが遅いよね。」 「西日本の人にとっては、東日本大震災は遠い存在。」 こんな話が出ると、僕は「ちょっと待ってよ」と言う。そして、「いや、そうじゃない、素敵な町があるんだ」と。そう言って、紹介するのが…

じぶんごと化してくれる仲間に支えられてMY PROJECTはOUR PROJECTへ〜HOPE100、おかげさまで間もなく50回

あれからもう、8ヶ月になる。 3月11日から3日間。家でテレビばかりを観ていた僕は、「テレビだけ観ていて、俺は何をやっているんだ」とハッとした。「自分にできることを“最大限に”やろう」、そう考えた僕が選択したのは、得意なことに時間を注ぐことだった…

1人ではなく2人で参加して欲しいイベント。〜ぼくが11/9のイベントに1,000人でも10,000人でも参加して欲しい理由。

僕はセミナーやイベントを企画する仕事もしているから、その立場からすると、いつだって1人でも多く会場に来て欲しい訳だけど、今回ばかりは、ちょっと違う。1人でなく、2人で。「誰かを誘って」来て欲しいイベントがあります。 そのイベントは、来週11月…

あなたのウォールは何色ですか?〜Facebookのウォールに見える個性や相性の話

Facebookにあまり馴染みがない人や、Facebookで何を書くかについて迷っている人がいる時、僕は、どこかで聞いた、Facebookが「アメリカの学生寮にある、自分の部屋の前にある掲示板」をベースにしてインターフェイスを作ったという話をすることが多い。 「い…

自治体が自分たちの生活の中に入ってくる。〜あれから一ヶ月。やっぱり武雄市ホームページのFacebook化は意義深い。

ちょうど1ヶ月前の8月1日、とっても画期的なニュースがあった。 「佐賀県武雄市、市のページをFacebookに完全移行へ」 その発想力と行動力で、僕がこの1年ずっと注目している武雄市。2月に市役所ホームページのコンテンツをFacebookページに流し込んだのも…

「ボランティア」という言葉を捨てる日。〜僕のボランティアとの付き合い方。仕事との折り合いのつけ方。

東北に行ってから、早いもので10日。自分のハートに問いかければ、すぐにでもあの時の感覚が蘇ってくるけれど、ふとすると、日常に忙殺され始めている自分が、ちょっと怖い。ある意味、自分の中に入ってくる情報に新陳代謝があるのは健全なことだと思うけど…

きっとお金だけ集まっても復興は進まない。〜初めて実感できた、ボランティアとして被災地に行く意味

被災地を訪れて2日目。陸前高田で従事したボランティア作業は、畑の復旧だった。陸前高田のボランティアセンター経由で訪れたのは、広田半島。当たり一面に広がる、田んぼや畑を瓦礫や泥が覆い、「これが片付かないと何も始まらない。」というの地元の人たち…

被災地の状況は想像の域を遥かに越えている。〜被災地支援だけでなく被災地理解にも時間をかける大切さ。

昨日まで3日間、東北の被災地(石巻、陸前高田、気仙沼、南三陸、東松島)をまわってきた。1日ずっとこの3日間のことを振り返っていたんだけど、なかなか言葉にならない。こんなに1記事に時間をかけているのは初めてかもしれない。1度では無理そうだから何回…

終戦の日。震災後の初盆。〜戦争も震災も終わっていない。この時代に生きている僕らの責務。

今日は終戦の日。ここ数年、毎年のようにこの時期に思う。そろそろ戦争体験を「生」で聞ける機会は少なくなってきたと。実家に住んでるばあちゃんは95才だから、聞こうと思えば聞けるんだけど、改めて聞く機会ってなかった。いや、避けてきたんだと思う。な…

あなたは何の馬鹿ですか?〜生かされた僕らの人生。松田選手から学ぶこと。

言わずと知れた、今月8月4日に急逝された松田直樹選手。昨日8月9日に告別式が行われた。 34才の早すぎる死。彼は77年の早生まれなので、76年生まれの僕は同じ年だということに後で気がついた。上の動画はマリノス引退時の最後の挨拶で、もう色んなところで報…

人を惹きつける2つの力:「本気」と「笑顔」〜アメリカと日本・被災地をつなぎ、踊る男の話。

今年は頼もしい若者との出会いがとっても多い。 5月17日、HOPE100の事務局宛に1通のメールをもらった。テキサス工科大の大学院に通っていて、現地で復興支援の活動をした、今は、夏休みで帰国中、何かHOPE100でも協力できたらというメールだった。そのメール…

8月6日(土)は1日、HOPE100 DAY!神宮花火大会ついでにお立ち寄り下さい!

震災以来、「支援を継続的に」をモットーに続けてきた【HOPE100】、おかげさまで、間もなく通算回数40回を迎えます。 第40回から第44回は、一挙に同日開催。8月6日(土)は神宮花火大会に出かける前に、HOPE100セミナーへ!神宮外苑の花火大会間近の外苑前・…

3年前、太陽光発電をもっと広めたいと叫んでいた女性。〜エネルギー問題、変わるか変わらないかは僕らの手の中にある。

ふと思い出した。昔、太陽光発電をテーマにセミナーをやったことを。それもエコ系の人を対象にしたものではなく、ビジネスパーソンを対象に。検索してみたら、丁度3年前だった。 洞爺湖サミットの前に知っておきたい『今注目の、地球に優しい太陽光発電のは…

身の回りを幸せにできない男に、世の中なんて幸せにできない。〜結婚5周年の今日、僕が家族に思うこと。

今日7月7日で結婚5周年を迎えた。 あまり家族のことを書いたことはないけど、たまには書こうと思う。 5年という区切りに、強く思う。僕は妻を幸せにできているんだろうかと。妻は僕と一緒で幸せなんだろうかと。たくさん笑った5年間でもあったけど、結婚して…

イベント乱立の時代。もうバッティングは避けられない。〜イベントは日程や内容がかぶっても躊躇なく応援しよう。

Facebookをつかっている人は恐らく感じていると思うんだけど、世の中にこんなにイベントがあるのかっていうくらい、イベントのお誘いを受けることが多くなったと思う。いまFacebookのイベントページを見てみたら、今週だけで6本のお誘い。それ以降を含めると…

チャンスは今なんだ。燃やそう、自分を。〜震災から3ヶ月経って思うこと。

震災から3ヶ月が経つ。あっという間の3ヶ月なのか、まだ3ヶ月なのか。3.11がつい昨日のようにも、遠い昔のようにも思える。いいタイミングだから、この3ヶ月を振り返ろうと思ってブログを書き始めたものの、なかなか筆が進まない。なに感じて、なにやってき…

Like with action. 〜いいね!の先にあるもの。いいね!だけでは世界は変わらない。

Facebookのすごさって人それぞれに、色々あると思うけど、個人的に使い始めて真っ先にこれはいいなあと思ったのは「いいね!」ボタン。それをクリックすること(されること)による広がりももちろんすごいんだけど、僕がそれよりなによりこのボタンがいいな…

阪神大震災の時、被災者のおばちゃんから言われた一言は「手に職をつけなさい。」その恩、東日本大震災でやっと返せる。

阪神大震災の時、僕は高校3年生だった。丁度大学に入る直前の春休み。2週間ほど新神戸の駅前のキャンプでボランティアをした。地下鉄サリン事件のニュースはボランティアをしている最中にラジオで聞いた。 その時何をやったかというと、炊き出しの手伝いと、…

100億円寄付できない僕らが孫さんに学ぶ3つのこと〜1億人が変わってはじめて世の中は変わる。

孫さんが100億円寄付するニュースは日本を駆け巡った。誰もがその大きさに驚いたと思う。額の大きさ。人間の大きさ。僕は、チャリティイベントを100本やろうと決意して【HOPE100】を立ち上げ、やっと19回開催、約80万円を集めたんだけど、ご多分に漏れず、孫…

ありがとう。東京消防庁の隊員のみなさん。〜仲間への愛、家族への愛、仕事への愛。誇りとプロ意識を感じた、東京消防庁原発放水記者会見

この度の震災で犠牲になられたみなさんのご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれたみなさんを心からお見舞い申し上げます。 被災地で救助や救護、ボランティアに尽力されているみなさんに感謝の気持ちとエールを送ります。 そして、1人でも多くの人命が…

今回の震災は”想定”を遥かに上回っていく。政府や東電じゃない。僕らは自分たちの危機感のレベルを上げる必要がある。

この度の震災で犠牲になられたみなさんのご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれたみなさんを心からお見舞い申し上げます。 被災地で救助や救護、ボランティアに尽力されているみなさんに感謝の気持ちとエールを送ります。 そして、1人でも多くの人命が…

売上の100%が被災地への寄付にまわるチャリティイベント準備中〜中島明、しばらく被災地支援をメインに活動します。

この度の震災で犠牲になられたみなさんのご冥福をお祈りするとともに、 被害にあわれたみなさんを心からお見舞い申し上げます。 そして、1人でも多くの人命が救われることを切に祈ります。 地震発生から5日が経った。この寒い中、現地では今も救出や支援を…

深夜3時すぎ。世界4ヶ国、7人のメンバーでskypeした夜。〜「想い」はこうやってつながる。世界一周中の仲間にエールをこめて。

深夜3時すぎ。滅多に起きてない時間なんだけど、Twitterを見ていたら、このブログでも紹介した、ちゅんたりこと藤沢実果ちゃんが、何やら悩みを抱えている様子。いつもとちょっと違うなと気になっていたら、どうやら、同じことを考えているのは僕だけじゃな…

Facebookの寂しい使い方と嬉しい使い方〜ガーナの難民キャンプで日本人女性が立ち上げた、夢を叶えるFacebookページがすごい。

Facebookを使う人がいよいよ増えてきた。僕も試行錯誤だし、まだまだ日本では本当の意味で使いこなしている人って少ない気もするけど、このFacebookに、なにやら今までのソーシャルメディアとは違う何かを感じているのは僕だけじゃないだろう。実名云々とか…

1年かけてようやくできたチャリティのカタチ。Twitterから生まれたハイチチャリティPJT【JP2HAITI】に注目。

今月、素敵な一曲が産声をあげた。JP2HAITI。HIPHOP界を牽引するZEEBRAがTwitterでつぶやいたことがきっかけに生まれたハイチ救援のためのプロジェクト。地震から1年。1年の準備期間を経て、ようやくこの2月2日に、総勢30名のミュージシャンが参加したチャリ…