2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ボランティア」という言葉を捨てる日。〜僕のボランティアとの付き合い方。仕事との折り合いのつけ方。

東北に行ってから、早いもので10日。自分のハートに問いかければ、すぐにでもあの時の感覚が蘇ってくるけれど、ふとすると、日常に忙殺され始めている自分が、ちょっと怖い。ある意味、自分の中に入ってくる情報に新陳代謝があるのは健全なことだと思うけど…

きっとお金だけ集まっても復興は進まない。〜初めて実感できた、ボランティアとして被災地に行く意味

被災地を訪れて2日目。陸前高田で従事したボランティア作業は、畑の復旧だった。陸前高田のボランティアセンター経由で訪れたのは、広田半島。当たり一面に広がる、田んぼや畑を瓦礫や泥が覆い、「これが片付かないと何も始まらない。」というの地元の人たち…

被災地の状況は想像の域を遥かに越えている。〜被災地支援だけでなく被災地理解にも時間をかける大切さ。

昨日まで3日間、東北の被災地(石巻、陸前高田、気仙沼、南三陸、東松島)をまわってきた。1日ずっとこの3日間のことを振り返っていたんだけど、なかなか言葉にならない。こんなに1記事に時間をかけているのは初めてかもしれない。1度では無理そうだから何回…

終戦の日。震災後の初盆。〜戦争も震災も終わっていない。この時代に生きている僕らの責務。

今日は終戦の日。ここ数年、毎年のようにこの時期に思う。そろそろ戦争体験を「生」で聞ける機会は少なくなってきたと。実家に住んでるばあちゃんは95才だから、聞こうと思えば聞けるんだけど、改めて聞く機会ってなかった。いや、避けてきたんだと思う。な…

あなたは何の馬鹿ですか?〜生かされた僕らの人生。松田選手から学ぶこと。

言わずと知れた、今月8月4日に急逝された松田直樹選手。昨日8月9日に告別式が行われた。 34才の早すぎる死。彼は77年の早生まれなので、76年生まれの僕は同じ年だということに後で気がついた。上の動画はマリノス引退時の最後の挨拶で、もう色んなところで報…