被災地で感じたこと

いまだから感じられること。若者だからできること。〜「明日」のために、どうか力を。

今年のクリスマスは被災地で過ごすことに決めた。学生や若手社会人と一緒に東北へ。この夏、実施したクリエイティブの可能性・東北合宿の第2弾。僕はそれを取りまとめるバトンを引き継いだ。 もう今年もあとわずか。2011年を振り返るとき、日本中のほぼ全て…

片道24時間をかけて、九州から被災地へ向かった100人の人たち。〜日本で一番Facebookを活用している町の「つなぐ力」

「政治家なんて信じられない。」 「行政って動きが遅いよね。」 「西日本の人にとっては、東日本大震災は遠い存在。」 こんな話が出ると、僕は「ちょっと待ってよ」と言う。そして、「いや、そうじゃない、素敵な町があるんだ」と。そう言って、紹介するのが…

「ボランティア」という言葉を捨てる日。〜僕のボランティアとの付き合い方。仕事との折り合いのつけ方。

東北に行ってから、早いもので10日。自分のハートに問いかければ、すぐにでもあの時の感覚が蘇ってくるけれど、ふとすると、日常に忙殺され始めている自分が、ちょっと怖い。ある意味、自分の中に入ってくる情報に新陳代謝があるのは健全なことだと思うけど…

きっとお金だけ集まっても復興は進まない。〜初めて実感できた、ボランティアとして被災地に行く意味

被災地を訪れて2日目。陸前高田で従事したボランティア作業は、畑の復旧だった。陸前高田のボランティアセンター経由で訪れたのは、広田半島。当たり一面に広がる、田んぼや畑を瓦礫や泥が覆い、「これが片付かないと何も始まらない。」というの地元の人たち…

被災地の状況は想像の域を遥かに越えている。〜被災地支援だけでなく被災地理解にも時間をかける大切さ。

昨日まで3日間、東北の被災地(石巻、陸前高田、気仙沼、南三陸、東松島)をまわってきた。1日ずっとこの3日間のことを振り返っていたんだけど、なかなか言葉にならない。こんなに1記事に時間をかけているのは初めてかもしれない。1度では無理そうだから何回…